原子力規制委員会は16日、四国電力伊方原発(愛媛県)の敷地内で使用済み核燃料を保管する「乾式貯蔵施設」の設置を許可した。6月に四国電の設置計画を了承し、一般からの意見公募などを行っていた。 施設では、燃料プールで冷やした燃料をキャスクと呼ばれる空冷式の金属容器に入れて保管する。四国電が2018年5月、プールが数年後に満杯になる恐れがあるとして、規制委に設置に向けた審査を申請していた。 計画によると、施設は床面積約2400平方メートルの鉄筋コンクリート造りで、最大でキャスク45基に燃料集合体約1200体を貯蔵可能。24年度の運用開始を目指す。
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